2016年09月11日

けり返されるかもしれません

けり返されるかもしれません
このところ、ずっとガンディーのことばや、タゴールのことば、
そして、マザー?テレサのことばを考えていた。
10月2日は、折りしも、インドでは「ガンディー生誕記念日」。
2007年6月の国連総会では、この日を国際非暴力デーという
国際デーにすることが決議されたという。
民衆暴動ではなく、ガンディーの提唱した「非暴力、不服従」と
いう平和主義的手法は、世界中に大きな影響を与えたという。
しかし、1948年1月30日、ガンディーは暗殺されてしまう。
平和を望む、崇高な魂を持つ聖人が、なぜ暗殺されなければ
ならなかったのか。
そして又、マザー?テレサのことばも、深い。
マザー?テレサもたくさんのことばを残している。
「人は不合理、非論理、利己的です。
 気にすることなく、人を愛しなさい。」
「あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。
 気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。」と。
人間の深い心の闇を知り尽くし、光明のありかも知り得た人の
ことばだと思う。。
日常に顧みれば、実際にこのような精神を日々実践していく
のは、難しい。
想像を絶する人間の苦悩の中を、人のために愛と平和の精神を
実践して生きた聖人たちの凄さを思い知る。
第一次世界大戦も、第二次世界大戦もとうに過ぎ、
平和な世の中になったと思っていたが、利己的な闘争は収まる
こともなく、人の心の暗闇も続いている。
近代を生きたガンディーや、タゴール、そして、マザー?テレサ
のことばは、今も生きて、私たちに届いているのだ。



Posted by 麥子 at 17:08│Comments(0)
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